美しき 大和の心 |
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百尊の英氣 |
紺碧の海に浮かび 水清く緑豊かに 四季の花乱れ咲く この敷
島を選んで 美しき創造せんと集いたる 永遠なる魂の群れ そ
れが私達だと存じます 様々な学びを歴史として綴りながら 人
類史上最大の偉業とも言うべき 大和が普く成る 平成の社会を
実現いたしました 今 大和の文化が海を渡って拡がり 絆がり
地球を和の社会に染めつつあります このような時を選んで 大
和心を輝かした美しい精神が 百尊の教えとなり 百尊純金家宝
となって姿を現されたことに 深遠な意味があると存じます 大
和心よ美しかれ! それが私達の先祖であります精神の切なる願
望です 百尊の英氣と絆がれば 心が洗われ 智恵が湧き 勇氣
が出て 真の自己がいよいよ輝くことになると信じます どうか
光輝く英氣と絆がっていただき すばらしい人生を創造されます
様 切に祈念申し上げます |
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神代の諸神 |
美しい国大和の国が 天地創造のことば 民族降臨のことば 愛
と冒険のことばなど美しきことばの共有から生じた情熱の炎によ
って創造されたこと 古事記は今に語りかけてくる 陰陽の結合
により大地が生じ 魂の天に於ける合意により民族が生じ 愛と
勇気の行動によって美しき現実が生じること 神話は永遠の真理
を今に伝えている 美しきことばに命を盡くした神々は 山河の
清きところに祀られ 自然の真理を語りかけてくる |
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大和の明星 |
八百万神に 豊かな自然を感謝しつつ生きていた大和の人々は文
字を知り 豊かな感情 深い思想 高い技術 確かな法律の追求
に目覚め 美しい文化の花を咲かせてゆく 古代の大思想が結晶
した和の憲法も 語り継がれた歴史を記した古事記も 大自然を
謳歌した万葉集も ことばが文字を得た大和時代は 民族の永遠
なるふる里であろう |
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文化の先達 |
唐の文化を吸収した大和心は 四季の移ろいゆく自然との間に秘
められている妙なる美を探求し 独自の大和文化を創造してゆく
内なる求美の光と共に 美の極界に遊び 鮮やかな彩りをあらわ
してくれた文化の先達 その美意識は民族に拡がり 豊な伝統文
化を形成してゆく 平成の今日先達が生んだ文化が海を渡り 世
界を新しい彩りに染めてゆく |
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源平の将星 |
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田畑を開拓し 産を成した土豪が土地を守るため一所懸命に死生
を賭して競い合い 実力集団として現われてくる その競いは文
武を磨き 忠孝信などの道徳を磨き 死生感を磨く美意識の競い
合いでもあり やがて武士道として民族の骨格を成す精神に育ち
八百年に及ぶ武家政権の基盤となってゆく 源平の将星の咲かせ
た精神は 今もリーダーシップの根幹として 脈打っている |
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仏道の聖者 |
大自然のはたらきの真理が 慈愛であると観じた人々によって仏
が生じ それを信じて生きる喜びを見出した人々によって仏道が
生じ それを知らされた人々によって仏教が生じたのであろう
国を治める法の基として導入され 究明された仏教が やがて民
衆の幸せの基として 拡がってゆく 仏道の聖者が命を賭けて拓
いた幸せの道 の光は世紀を超えて輝き 聖者への感謝と敬愛に
今も香華の絶ゆることがない |
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戦国の英雄 |
足利幕府の権威失墜に 世は戦のるつぼと化し 死生を賭した自
由戦争から 偉大な英雄が輩出してくる 常に理念を磨き 富国
を計り 戦略を練り 戦術を改革し 死をもいとわぬ強い組織へ
心を砕き 戦に臨めれば旗印に理念をかかげ 鬼神如き 決断で
勝利に導く 生を超えて育んだ戦国の英雄の精神は 今も民族に
息づき ふれる人を熱くせずにはおかない |
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戦国の名華 |
生死を賭して 非常の戦いを常とする英雄と命運を共にし いつ
散るとも知れぬ命に鮮やかな華を凛と咲かせた戦国の名華 大い
なる母性愛で 子弟を生み 育て 憩わせ 一族郎党を団結させ
純情の一念で虹の如き夢を英雄と共に織り為した名華の光は 今
もあでやかに輝き美しい夢を育んでいる |
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江戸の華人 |
平和の光を浴びて 江戸に生きる人々は底抜けに明るい 町人に
人材が集まり 商業サービス業を発展させると共に 粋に生きる
ことを高く評価する社会を生み出し 全ての活動を政道 農道
商道 芸道など精神を高める道と位置づけ 高い道徳性と町人の
誇りを実現してゆく 江戸の華人に学ぶことは今も尚 山を為し
ている |
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維新の志士 |
西欧文化の化身 黒船の来航は 太平の夢を破った 目覚まされ
たナショナリズムが燎原の火の如く炎え拡がり 逆巻く時流に
尊皇攘夷をかざして身を投じる志士が 津々浦々にあらわれてく
る 植民地化の奔流をくい止め よく独立を守り得たのは 志士
が命を捨てて大和魂を貫いたからであろう 維新の志士は今も大
和魂の誇りを熱く語りかけてくる |
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明治の巨星 |
打ち寄せる西欧文明の荒波に 温かい和の原理によって築いた江
戸文化をかなぐり捨て 冷たい競いの原理が支配する西欧文明を
のみ込んでゆく悲愴とも言える明治の軌跡はまだ新しい 勃興す
る工業力とナショナリズムの 巨大なうねりを見事に調和し偉大
な成果をもたらした明治の巨星 よく敵を知り己を知って指導し
た巨星の智恵は今も 道標として光輝いている |